アラシャン砂漠
中国内モンゴル自治区にアラシャン砂漠というのがあります。
日本にもやってくる黄砂もココから来るらしいです。
ココに2006年オイスカは砂漠生態研究研修センターを開設し
緑化活動にとりくんでいます。
一昨日からセンター所長の富樫さんと現地スタッフ一行がきています。
昨日は豊田支局M会長のNPO主催による地球環境講座というのがありまして
富樫さんの話を聴講しました。
私の感想は、
「この人はアホ!」
富樫さんが最初に見せたPPTは緑を失ったアラシャンと火星の比較写真。
これがそっくりなんです。
地球を生命のいない火星のようにしてはいけない。
彼の活動の原動力はここから始まったのです。
2001年からアラシャン砂漠での活動を開始。
2006年センター開設。
今は800キロのグリーンベルトを作るという
ものすごく壮大でアホな計画を立てているのだ。
それに一役買ってるのが飛行機。
粘土団子に種子を入れて、飛行機飛ばして蒔く。
彼によると、先日台湾の一行が視察に見えて、
富樫さんのアホぶりに感動。
飛行機寄付の約束をしたそうだ。
(今はレンタルで飛行機を飛ばしているそうです)
奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんは日本の実家において、
富樫さんは砂漠という最も厳しい環境に向き合っている。
大阪弁でいう「どアホ!」ですね。
私は富樫さんの「アホ」ぶりに惚れました。
こんなすごい人がオイスカの中にいたのかと
おもうと最高にワクワクします。
「アホ」が地球を救う。
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