アラシャン砂漠

中部こすぎ

2008年11月01日 07:26

中国内モンゴル自治区にアラシャン砂漠というのがあります。
日本にもやってくる黄砂もココから来るらしいです。

ココに2006年オイスカは砂漠生態研究研修センターを開設し
緑化活動にとりくんでいます。

一昨日からセンター所長の富樫さんと現地スタッフ一行がきています。
昨日は豊田支局M会長のNPO主催による地球環境講座というのがありまして
富樫さんの話を聴講しました。

私の感想は、
「この人はアホ!」

富樫さんが最初に見せたPPTは緑を失ったアラシャンと火星の比較写真。
これがそっくりなんです。
地球を生命のいない火星のようにしてはいけない。

彼の活動の原動力はここから始まったのです。
2001年からアラシャン砂漠での活動を開始。
2006年センター開設。
今は800キロのグリーンベルトを作るという
ものすごく壮大でアホな計画を立てているのだ。

それに一役買ってるのが飛行機。
粘土団子に種子を入れて、飛行機飛ばして蒔く。
彼によると、先日台湾の一行が視察に見えて、
富樫さんのアホぶりに感動。
飛行機寄付の約束をしたそうだ。
(今はレンタルで飛行機を飛ばしているそうです)


奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんは日本の実家において、
富樫さんは砂漠という最も厳しい環境に向き合っている。
大阪弁でいう「どアホ!」ですね。

私は富樫さんの「アホ」ぶりに惚れました。
こんなすごい人がオイスカの中にいたのかと
おもうと最高にワクワクします。

「アホ」が地球を救う。




















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