宮本延春さん
先日、宮本延春さん
http://www.miyamotomasaharu.jp/index.html
の講演会が市内でありました。
宮本さんは豊川高校の先生で、
「逆境力」
http://www.miyamotomasaharu.jp/book.html
など著書も多い。
1969年生まれ。
小学生からいじめにあい、自分を守るため
やる気のない、目立たない生活が始まる。
中学時代成績はオール1。
18歳で両親と死別。
天涯孤独となり、道端のタンポポをたべたり、
蟻を食べて飢えを凌いだ。
水分は公園の水道を使う日々。
そんな中、人との出会いを通じて、
「アインシュタイン」のビデオを観て感動し、
物理の世界に惹かれていく。
物理を学べるところは愛知県でも名古屋大学しかなく、
受験を決意。
24歳で九九もできない学力であったが、豊川高校定時制に通う。
27歳で名大理学部合格。そして同大学院卒業、
36歳で母校豊川高校の教師となる。
とにかく、すごい人生を送ってきているのだ。
とても真似できまん。真似したくありません・・・
さて、ここからが本題です。
そんな宮本さんが講演の中で教えてくれたことを
みなさんと共有したいと思います。
当たり前の反対は何でしょう?
当たり前の反対は・・・
当たり前じゃない
それは、特別なこと
それは、あまりないこと
それは、ありにくいこと
それは、有り難しこと
・・・つまり、
当たり前の反対は「ありがとう」だったんですね。
毎日ごはんがたべられること。
家族がいること。
毎朝、太陽がのぼること。
空気があること。
私たちは「ありがとう」から最も遠い「当たり前」の中で
日々を過ごしていませんか。
全てを失って、立ち上がってきた宮本さんの重い言葉でした。
当たり前の反対は、ありがとう
「当たり前」に囲まれた生活から
「ありがとう」に囲まれた生活に。
視点を変えると、景色も変わる気がします。
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