吉田松陰の精神

中部こすぎ

2011年01月26日 22:39

エフ・フィールド代表の成田久美子さんに会いました。
http://www.justmystage.com/home/ffield/index.html

同団体は日野原重明先生監修の
「いのちの授業」
を一人でも多くの子供たちに体験してもらうため、
三重を拠点に岐阜・愛知など小学校への出張授業を展開されている。

春の青年養成講座に来てもらうのだ!

さて、成田さんからすばらしい冊子をいただいた。
「子供たちに伝えたい わたしのいのちの授業」
という題名の日野原重明先生著。

その冊子の中に山口県萩市立明倫小学校が紹介されていました。
読んで思わず、「んんんんんん~~~!!すごい・・・」

松蔭はなんと10歳で明倫館の教壇に立ったという。
松下村塾でのわずか2年の間に明治維新に活躍する92名もの塾生に影響を与えた。

松蔭の精神を汲んで、明倫小学校では
「松蔭先生のことば」
を全校生徒が毎朝大きな声で唱和する。

1年生
今日よりぞ、幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし

2年生
万巻の書を読むに あらざるよりは いずくんぞ 千秋の人たるをえん

4年生
凡そ読書の功は昼夜を捨てず 寸陰を惜しみて是を励むにあらざれば
その功をみることなし


6年生
体は私なり 心は公なり
私を役して公に殉う者を大人と為し公を役して私に従う者を小人と為す


これって、すごくないですか?
小学生が毎朝大きな声で唱和しているのだ。
明倫小学校では子供たちを大人として扱っているのだろう。
こんな学校があるなんて。
日本の救いだなあ。




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