心の野球③
桑田さんのいう「裏の努力」についての
記述がすごい。
目ざまし時計が5時半に鳴った瞬間、
「リリリリーン」の最初の「リ」くらいで
、パッと止めてガバッと起きる。
そこから部屋をそーっと抜け出し、
トイレ掃除をする。
今日は2階、明日は3階と決めて、
毎日、違う場所のトイレを一心不乱に
掃除していた。
できるだけ見つからないよう努めた。
高校生がこんなことを考えるなんて
信じられないが、桑田さんはそうだった。
桑田さんは「野球の神様」が振り向かずにはいられない、
応援せずにはいられないほどのあらゆる努力を積み重ねていった。
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