一生懸命生きる
池間哲郎さんをご存知でしょうか?
沖縄に本拠地をおく「アジアチャイルドサポート」というNPOの代表の方です。
M賛辞!から池間さんのDVDを借りてみました。
この方はフィリピン・モンゴル・カンボジア・タイ・ミャンマーで最も困難な生活を
している子供たちの支援を続けています。
ウランバートルのマンホールの中で生活をしている子供がいる。
冬は零下40度くらい寒いそうで、火力発電から送られる温水パイプが
マンホール地中に配管されていて、寒さをしのぐためにそれにしがみついて
眠る子供たちがいるのだ。
写真を見ると唇が変形しています。
ねずみが一番柔らかい部分を狙って齧るのだそうだ。
フィリピンやカンボジアでごみ集めで生活をしている子供たち。
はだしの子が多く、ゴミ捨て場で足を切って、ばい菌が入り、腐らせる。
フィリピンのある女の子に池間さんが「将来の夢は?」と尋ねると
「大人になるまで生きること」
と答えたという。
池間さんのおっしゃるボランティアとは、
余っているものを分け与えるのではなく、自分が少しの我慢をして分け与えること。
かわいそうだから支援をしようというのではなく、想像を絶する環境の中でも懸命に生きる子供たちの姿
をつたえることで我々日本人に
「一生懸命に生きる」ことを伝えたいのだ。
というお話でした。
到知出版から池間さんの本も出版されていますので、是非読んでほしいです。
関連記事