2009年02月10日

本気の人

先日日本熊森協会会長の森山まり子さんのお話を聞く機会がありました。
森山さんは元学校の理科教師。
教え子の熱意にほだされて、熊森協会を立上げ、今年10周年を迎えました。
たった一人ではじめて、現在会員2万人。
天皇陛下に直訴の手紙を出して、環境省を動かしたというのだから、信念の人ですよね。
平成の田中正造ですね。

森山さんのお話を紹介しますね。

日本で最高に豊かな森には必ず熊がすんでいる。
九州は熊は絶滅。
古来日本人は山を奥山・里山に分け、
奥山(標高800メートル)を神様の領域とし、人間は畏れ
開発をすることが無かった。
現代は神の領域とされた奥山にも開発の手が伸び、結果
棲家と食料を奪われた熊が里山に降りてくることになったのだ。

拡大造林によって、動物たちは家を失い、冬眠場を失った。

森=植物+動物

森とは、花粉の媒介、種子の散布、土壌形成など、
動物と植物が共に造り上げてきた生態系。
森を残すには、植物と動物の両方を守る必要がある。

日本の文明は本来、全てに優しい文明だった。

・・・・・・・森山さんは本気だなーと思いました。
森山さんの本気に伝染して、応援する仲間が増えている。
本気だしていこう!!



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Posted by 中部こすぎ at 12:34│コメントをする・見る(0)
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