2009年03月15日

松蔭の教え

おおよそ士君子の事を成すは、

士気如何にあるのみ。

志を立つるは奇傑非常の士に交はるにあり。

気を養ふは、名山大川(めいざんたいせい)を跋渉(ばっしょう)するにあり。

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およそ士君子(道に志した立派な人格者)が世の中で大事を成し遂げるには、
志気がどれほど大きいかだけによる。
その志を立てるには、特に優れた、めったにないほどの人物と会うことが必要であるし、
気を養うには、歴史に登場する有名な土地を旅することが必要なのである。

ハイブロー武蔵著
松蔭の教え
総合法令出版刊 790円


山口県萩市に長州藩藩校であった明倫館。
武士の師弟が学んだという。
ここは建物も立派。

一方吉田松陰の松下村塾。
ここも史跡として見ることができるそうなのですが、
ほったて小屋ですか??
というくらいお粗末なんだそうです。
この小さな小さな塾から維新回転の偉業を成し遂げた人材が
育っていった。

建物の立派さじゃない。
人物なのだ。

というわけで、萩市の松下村塾跡。
私の行きたいところリストに追加いたしました。
















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