2010年12月25日

日本に寄付文化は浸透するか?

行きつけのパン屋のおばちゃんが言った。

おばちゃん「子供たちは何しとる?」
わたし  「ジャスコで募金活動してますよ」
おばちゃん「募金!! 通りにくいからいやだねぇ」

ものを回して、お金を回して、日本経済を元気にしている商人の
端くれのおばちゃんをしてこうである。
1円でも多く物を売ることで社会に貢献する商人が、
「募金」となると、避けてとおりたいと思う。

そこへ、ガールスカウト制服を着た子供たちが募金箱をもって
一斉に呼びかける中、ひるまず、1円の募金もせず、歩き去るのは
パン屋のおばちゃんにとって「いやだねぇ」となるのだ。

おばちゃんにとって、募金は「損」。
だから、「いやだねぇ」と思ってしまう。

「損」と思うと、1円だって財布から出ないのだ。

募金は自分にとっても、社会にとっても「得」であることに
気づくと行動が変わるだろう。
「募金」「寄付金」活動は「得」なのだ!!
これは「徳」とも読めるし、天に貯金される。
自分があの世へ行くと、閻魔大王様が帳面を舐めながら、
「どれだけ貯金をしてきたか」尋ねるだろう。

閻魔様の「貯金」は現世の銀行貯金ではなく、
人に喜ばれる、社会に喜ばれる「天の貯金」の残高を
聞いているのだ。

そのとき!!
パン屋のおばちゃんは「しまった!!」おっとー
と思ったときは、遅かった。

募金・寄付。
これは、金額以上に回数が「天の貯金」としてカウントされるとしたら・・・
募金・寄付をすればするほど、「得」になるです。

だから、おばちゃん、せっかくおいしいドーナツつくれるんだから。
その売り上げをちょっとばかし天に「貯金」しましょうよ。

じゃないと、ドーナツ買わんよ!! しっしっし







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この記事へのコメント
以前のオイスカさんのブログにも
募金があったら1円でも入れると…
という話があり、それ以来、
募金箱を見かけると少しだけでも
必ずいれるようになりました。
1円を100回入れても100円ですし、
気持ちの持ち方ですね。
Posted by ルーコ井上 at 2010年12月26日 23:48
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