2012年05月27日

中村哲氏の3つの哲学

オイスカ安城推協事務局長の長田さんから
強いお誘いをいただき、ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/index.html
代表の中村哲氏の講演を聴きました。

アフガニスタンでハンセン病に苦しむ人々への
医療活動に加え、その他の伝染病の治療。
さらには、井戸掘り、灌漑用水建設など農業が
できる基盤作りなど精力的な活躍をされている。

中村さんのお話はマスコミには全くでてこない
びっくりするような話が盛りだくさん。
また、小さく小柄な体躯から想像もつかない
ものすごいバイタリティーを感じ、すっかり魅せられてしまった。

長田さんもオイスカ活動に加え、アフガン支援のnpoにも
所属し、熱烈な支援をされているが、中村さんの魅力に触れると
何もしないわけにはいかなくなるのだろう。

講演後の質疑応答のやりとりを聴いて、
中村さんの人柄に改めて魅せられた。

質問者
「30年近くもアフガンで活動が続けられる源泉は何ですか?」
中村氏
「現地に愛着があるんです。
 日本人の心意気。
 男は度胸!女は愛きょう。(笑)」

最後に中村さんの国際協力の3カ条を紹介します。
無思想・無節操・無駄

無思想
右翼でも左翼でもどんな人でも我々を支援する人はいい人。
誰とでも付き合います。

無節操
お金に色はついていません。
どんな人からでもどんな機関からでもお金をもらいます。

無駄
無駄のないところに成功はない。
やってみないとわからない。
なんでも効率よくやればいいもんではない。
無駄な遠まわりの先に成功がある。

中村哲氏。
凄い日本人。
最も危険な国の最も危険な地域で
住民のためにまさに命を削っている。
それでいて、穏やかな表情でどこかひょうきん。
同会も日本全国に会員があり、中村さんを支えている。










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