2008年07月14日

ミャンマー支援報告14報

皆様へ

オイスカミャンマー開発団より、被災地支援報告「第14報」をお送りいたします。

ミャンマー・サイクロン災害
176世帯へ緊急支援物資配布、日本人スタッフのデダイ入域許可下りる


6月15日、ミャンマー農林業研修センターのスタッフを通じてヤンゴンにある青果市場から野菜の寄附をいただき、翌日からの配布に備えて袋詰め作業を行いました。

 16日、デダイのダノンチャウン村の3地区で、176世帯に対して米・油・野菜・衣類・ロウソク・ライターなどのなどの物資を配布しました。ダノンチャウン村は計7地区からなる村で、サイクロン災害後には他地域からの避難者31世帯が加わり、現在415世帯が生活しています。これまでに1度だけ支援物資の配布がありましたが、その際は全世帯に行き渡らなかったとのことです。オイスカでは、2日間に分けて全世帯に支援物資を配布しました。

 この地域では、稲作に加えてココナッツやバナナを中心とした果樹および花卉栽培を主として行っていますが、サイクロンによる暴風の影響で多くの損害が出ており、同時にそれらの果樹園で働く日雇い労働者(全世帯の15~20%)の生活も打撃を受けています。

同日、ミャンマー農業公社(MAS)を通して申請していた日本人スタッフの災害支援地への入域許可が下りました。18日から21日にかけて、これまで日本人が入れなかったデダイに入り、種籾支援に関する最終調整を行う予定です。



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