2009年05月23日

新スタッフ紹介

バングラデシュからスタッフが過日着任しました。
ラヒムさんといって、中部OBで、バングラセンターを拠点に
ミャンマーへも養鶏指導で数年活動をしていたベテランスタッフです。

最近感心したこと。
研修生たちとバスで出かける前、ラヒムさんが
一人でバスを掃除してました。
ほうきで掃いて、雑巾で内外拭いて。

言われないで、一人でもやる。
文句を言わず、やる。

さすがオイスカの大先輩。
かっこいいですよね。

私はラヒムさんが大好きになりました。


  


Posted by 中部こすぎ at 15:51コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年04月27日

研修生の志

先週の土曜日は研修生の基礎研修修了式がありました。
基礎研修とは日本語の学習と規律訓練や日本の作法
などを集中して学ぶ期間で、最初が肝心で、研修スタッフも
最も気を遣う。

恒例のスピーチを聴いたんですが、感動しました。
何人もの研修生から「国のため、故郷のため、家族のため」
というフレーズが出てくるんです。
自分のためという野心を越えた「志」の高さに感動します。
日本人のスピーチに「国のため」なんていうセリフを聞くことは
いまどきまずないですね。

翻って、こうした研修生を指導す立場にある我々職員は
彼らの「志」に負けていないだろうか。

研修生の志に負けない志を持って、研修生に向き合おう。
研修生の志に負けない志を持って、会員さんに向き合おう。








  


Posted by 中部こすぎ at 16:23コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年04月22日

ラバウルからの便り

PNGラバウル沢井団長からの便りが届きました。
読んでくださいまし。


第78便 新カリキュラム

この便りは国内組織を担当した経験上、海外現場の状況を、一般業務的なことだけではなく、日常生活で日本とは違い滑稽と思えることも伝え、オイスカや海外現場を知らない人たちへの話の種になればと思い記しているという思いがある。ゆえにあくまでも私的発信として読んでほしいと願っている。

 さて、センターでは2月1日から新年度を迎えた。当初100名の新入生の予定だったが、派遣団体の対応が遅すぎる。派遣費の都合が付かないとか、候補者が絞りきれないとか、様々な理由を付けてなかなか来ない。ずるずると日を延ばすのに私は耐えきれず、最終集合を2月21日と派遣先に伝える。それでも断り切れない団体もあり、最終生徒の来所は3月4日となった。一月の入所時期違いは研修内容習得に差が出てきてしまっている。

 WESTAN州からは200名の願書を一度に届け出てきた。選択はオイスカセンターでやってくれ、下手に選ぶと争いの元になるとのこと。やむをえないのでスタッフ達に、願書の内容や添付しているテストをチェックさせ、出身地域をばらつかせる等して20名を選び出し名簿を送り返したが、6名のみの来所となる。
 NEW IRELAND州ケビエンから毎年10名を送ってくるので、本年は5名のみと伝えたが、準備不足で3名のみの派遣に留まる。  また同NEW IRELAND州リヒール地区は毎年15名送ってくるので本年は10名のみと伝える。LLG(Local Level Government/村役場)の対応が間に合わず7名となるなど、紆余曲折があった。
 Open Bay地域(同じ東ニューブリテン州ガゼル地区にあるが、船でしか行けない地域)では、応募者が20名程いて、学科テストや面接を行い、4名を選び出し派遣してきた。 その他LLGで選抜し地域代表青年として来ている生徒も多数いる。

 センターの人気が良いのはありがたいが、収容人員に限度があり、物価が高いこの地域において、人数が増えれば増えるほど赤字となる一方、農村地域の生活環境を向上させるというセンターが持つ使命を考え合わせたとき、授業料を高額に設定することも出来ず、授業料以外の収入源を増やす方策が必要になっていると考えている。

 結局新入生は男性58名(うち2名は出欠日数が足らないため留年)、女性19名の計77名となる。それにグラディエーツ(スタッフ助手)(昨年の生徒の中から選抜16、継続採用17)が33名、そしてスタッフが32名。それとAncillary Staff(補助職員)が7名、更にセンターが所有するカカオプランテーションのワーカーが42名。計191名が本年のセンター構成員数となる。
 新たに対外的な仕事が増えると予想し昨年よりスタッフは7名増えているが、なかなか仕事実施までには至らない。相手先の対応が遅いのはPNGゆえか、大変やきもきしている。 地域としてはPNG全20州のうち17州から来ているセンターとなっている。

 ともあれ、本年度が始まった。一昨年と昨年は、野菜(Vulcan Group)、稲作(Alpha Group)、果樹・樹木(Bravo Group)、畜産(Jova Group)の各授業(仕事)を、月、火、木、金曜日と毎週1日づつ実施していた(水曜日はスポーツか全体作業、土曜日は大掃除)が、気が散漫し覚えが悪いという反省から本年はカリキュラムを変える。1年を5学期に分け、第1学期を8週間(最初の2週間は準備期間で6週授業)、2.3.4学期は各6週間で各グループ授業(仕事)を集中的に学ぶ。5学期は8週間半(各グループを2週間づつ体験し復習まとめ期間。残り数日は卒業式準備日)とする。
 各週の水曜日は有効活用日とする。全体作業(稲刈りや草刈り、開墾等)やRural Technology(農村有用技術)、研修生達が楽しみにしているスポーツ(ラグビーやサッカー、バレーボール)を行う。Rural Technologyでは、ブロック作り、井戸掘り、保健衛生と料理、石鹸・Oil作りを各グループに振り分けた。他の技術も習得させたいが費用がかかるのと、知識がないため、上記技術に留まっている。
 卒業式は10月14日と定めた。昨年の終盤、資金が不足し資金繰りが苦しかった反省から、昨年より40日早めた。
 今のところ順調に新カリキュラムは動いている。

(記4月12日)

  


Posted by 中部こすぎ at 22:22コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年04月15日

バンコクから来所

タイ・バンコク事務所の春日さんとヤットさんが一時帰国・来日で
センターにも寄ってくれるということで、ビッシリとスケジュールを組みました。

さて、一昨日の晩は過去タイツアー参加者へ二人の帰国懇親会を案内したところ
ほとんどのメンバーが参加してくれたんです。
M会長宅でガーデンパーティーをやっていただきました。
二人の魅力とタイツアーでたくさんの人が喜んだということですね。

5月は刈谷支局が、
11月は豊田支局が
タイツアー企画しています。
オイスカのツアーははまります。
どなたでも参加できますので、現地で木を植えたい人、
友人をつくりたい人、是非お申し込みください!!
  


Posted by 中部こすぎ at 12:43コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年04月01日

スタッフ募集の結果は?


やはりオイスカは狭き門であった!!

所長の英断により、中部センター組織スタッフ募集を先月おこなったところ
結果は・・・・










応募ゼロ



でした・・・・。号泣

想定内ではありましたが、やはりさびしいです。
オイスカの門って目立たないもんなあ・・・。

イヤイヤ、わくわくします!!

こりゃ本当に選ばれし者しかオイスカマンにはなれないということなのだ。
採用は仕切りなおしで、再チャレンジしよう。



  


Posted by 中部こすぎ at 18:36コメントをする・見る(2)オイスカ

2009年03月25日

研修生がびっくりすること

カノム課長から聞いた話。

去年帰国前JICAでの評議会で研修生のびっくり!!評価Aは・・・・






所長が掃除を毎日していること。




だそうです。
起床5時50分
点呼・国旗掲揚6時
ジョギング体操の後、
掃除を30分やるわけですが、
研修生がびっくりするのは
センタートップの所長自らが掃除をしている姿に驚くというんですね。

なぜトップの所長が自ら掃除をやるんだろう。
と海外研修生は疑問に思うのだ。

所長がやるんだから、スタッフから研修生にいたるまで
やるわけです。

僕が感心するのは5時50分前に所長は必ず来ていることですね。
いつも滑り込みセーフの私とは違う。
このブレない姿勢がすごい。

何事も凡事徹底が大切だ
誰でも出来ることを誰でも出来ないくらいに徹底してやる。
それが組織の文化となり、伝統になる。









  


Posted by 中部こすぎ at 23:16コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年03月08日

顔がみえること

土曜日に「オイスカ友の会」主催で
オイスカ入門交流会が開催されました。

友の会は市内鴛鴨町のオイスカ会員のグループで構成され
歴史も古い。

初代会長の小島鎮男さんから平吹医院の平吹先生に
会長がかわり、新メンバーの加わったこともあり、オイスカで
交流会がおこなわれました。

平吹先生は豊田東名ライオンズクラブのメンバーでもあり、
オイスカの会員さんでもあるんですが、温厚な人柄・人望は抜群で
地域の名士の人。
先生はフィリピンや中国内モンゴルなどオイスカの海外現場にも何度も
足を運んでいて理解も深いのだ。

20人くらいのメンバーさんに最後にマイクをまわすといろいろな話がでてきました。
当時市役所農林部長で、オイスカを勘八に誘致したら地元の反対がすごくて1軒1軒説得したこと。

当時小嶋会長に「アジアの青年が夢を抱いて勉強にきとる。お金をはらってくれればいい」とオイスカに
はめられて、何十年といって笑う会員さん。

子供時代に親のところへ研修生がよく来ていた。

まずは地元でオイスカって知ってるか?と声かけをしようと言ってくれた人。

顔を合わせて、こちらの思いを伝える。
会員さんから直接声をきくといろんな発見と感動があることに気がついた。

僕は会員さんのスピーチを聞いて、泣きそうになってしまいました。

顔が見える関係って大切だなーとつくづく思ったわけです。

我々組織スタッフは毎日1軒1軒会員さんにお会いするんですが、
「顔を見せる」ことが「顔のみえる」関係にさせる。

これを特に中部は頑固なまでに今まで変えずにやっています。
先輩方が「徹底した足運び」をこれまで会員さんにやってきたおかげで
センターも立派になりました。

最近は行事が多くて、事務所にいる時間がどうしても増えています。

いままでのように「足を運ぶ」ことが困難になってきてますが、
それにかわる「顔がみえる」努力を我々はしないといけないと思うんです。





























  


Posted by 中部こすぎ at 21:26コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年03月07日

スタッフを募集します!

中部センター組織・広報スタッフを募集いたします!!

小学生から大学生まで
サラリーマンから経営者まで
おじいちゃんからおばあちゃんまで
スリランカから太平洋PNGの人まで
いろんな人に出会いたい、
学びたい、もまれてみたい人

日本をもっとステキなすばらしい国にしたい!
沢山の人に喜ばれる仕事をしたい!
世界中の人と仕事をしたい!
想像力と行動力をフル活用して活動をしたい!

そんな夢と志のある方の応募をお待ちしております!
変人を自覚していれば、ハードルは越えられるはず!

詳しくは、オイスカ中部日本研修センターホームページを
ご覧下さい!!ハートウィンク





  


Posted by 中部こすぎ at 11:05コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年02月24日

研修生入所

先週研修生が全員センター配属、昨日入所式を終わりました。
今年はパナマ・トルコ・ケニヤからの研修生も新たに加わり
アジア・太平洋・アフリカ・中米と世界各国から集合して賑やかです。
トルコの研修生は目が青くて!
僕がセンターに来て初めてじゃなかろうか・・・。

東ティモールの研修生がマラリアで入国が遅れ、
成田空港で研修生がインフルエンザを拾ったらしく、5名以上が
寝込んでしまいました。
来て早々、研修課スタッフは大変です。

研修生の自己紹介は「日本で学んだことを国のために役立てたい」
というスピーチが多かった。

感心します。

自分のためで精一杯の日本人が増えている中、
自分以外のためにと思って、日本に学びに来る研修生。
対照的だなあ。





  


Posted by 中部こすぎ at 19:45コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年02月14日

ミャンマーから

オイスカ・ミャンマー・ヤンゴン事務所駐在
の斉藤祐子の便りを紹介します。
(オイスカのメルマガより。 登録してね!)

ミャンマーといえば、去年サイクロンで大変だったんですよね。
オイスカも緊急支援で現地スタッフが中心になって物資配布支援など
おこないました。

それでは、どうぞ。

 もてなし王国・ミャンマーでのおもてなしに欠かせないもののひとつに
「コーヒーミックス」がある。いわゆる“3 in 1”というやつで、コーヒ
ー、ミルク、砂糖がワンパックにおさまっている。しかもそれがご丁寧に
ワンカップ分ずつに分包されていて、10包から50包入りのサイズで売られ
ている。小さいお店では1包単位でで好きな量だけ買い求めることも可能
だ。コーヒーミックスは近隣の東南アジア諸国でも一般的なものであり、
現にミャンマーでもお隣のタイから輸入されているものも少なくない。

 味は日本のコーヒー牛乳よりもややコーヒーの風味が強いかな、といっ
たぐらいの甘さで、日本でもコーヒー牛乳しか飲まない(飲めない?)私
にはちょうど良く、今となってはもはや中毒状態である。我々のプロジェ
クト地の村々でも例にもれず、コーヒーミックスはお菓子とともにお皿に
盛られてお湯の入ったポットとともに登場する。それを村の人や、同行の
ミャンマー人スタッフがその場でカップに溶いてくれるのだが、あるとき
訪れた村で、ふと、そこにかき混ぜるスプーンがないことに気づいた。こ
れは必然的に上下二層に分かれたコーヒーミックスを味わうことになるの
だなと思っていたそのとき、同行のスタッフがコーヒーミックスの空袋を
細長く折りたたみ、その小道具ですばやくコーヒーを混ぜてくれたのであ
る。私は思いもよらぬその技にいたく感動してしまった。そうか、その手
があったかと。彼らにとっては日常茶飯事のなんでもないことだろうけれ
ども、とにかくなんでもあるのが当たり前の便利国・現代日本から来た私
には、そんな方法はまるで思いつかなかった。

 ちなみにコーヒーミックスの分包が入った大袋は比較的丈夫なプラスチ
ックなのだが、これはこれで保存袋として大活躍していて、お金や書類な
んかを大事そうにそれに入れて持ち運んでいる人々を何度も見かけたこと
がある。コーヒーミックスの空袋に限らず、ミャンマーの人々は身近にあ
る物を活用したり、直してまた使えるようにする事に非常に長けていると
思う。例えば、自動車のタイヤとしてはお役御免になったものでも手押し
車のタイヤとしてはまだまだ現役で務められるし、はたまたバケツや草履
に生まれ変わったりもする。道を走る車なんかは、日本人にとっては使い
古しに見える年代物中古車がほとんど(しかも大半が日本製)で、道路の
真ん中ではたと動かなくなってしまうことなど決して珍しいことではない。
それでもたいていの人はあわてることなくボンネットを開け、ちょこちょ
こいじって何事もなかったかのようにまた走り出す。こうやって直して直
して直して、同じ車を長い時間使い続けるのだ。車もそこまで使ってもら
えたら本望だろう。

 ここに挙げたのはほんの一部分だが、日頃ミャンマーの人々の生き様を
見ていると、そこには「生きる力」というものが感じられる。とにかくた
くましい。昨年5月にミャンマーを襲ったサイクロンの後にも、それは強
く感じたことである。サイクロンが上陸してからまだほんの2、3日しか
経っていない街では、木々や電柱がまだ倒れたままの道の脇で、いつもの
ように路上の物売りをしている人がいる。村では竹などの自然素材ででき
た簡素な家々は大半が崩れたが、飛ばされた材料を集めてきて元の状態に
戻したり、集められただけの量でなんとか雨をしのげる場所をこしらえる。
ちょうど雨季の稲作の準備をする頃にあたり、「自分たちは米を作らねば
ならない」と訴える農民たち。身内や親しい人を亡くし、悲しいことには
相違ない。しかし、そもそもが「自分らのことは自分らでどうにかしなけ
れば」という状況で生きてきた人たちである。明日の生活を心配しなけれ
ばならないのだ。

 それとともにいつも感じるのは、人間としてのあたたかみである。
前述したようにもてなし好きであり、親切な人が多く、どんなささいなこ
とでも困っている人がいたら放っておかない。そして非常に話好きでもあ
り、“噂"が絶えない。そして、情報入手が制限されていることもあって、
真否に関わらず、噂も重要な情報源のひとつである。家族・親戚はもちろ
ん、コミュニティーの中でのつながりも強く、わいわいと寄り集まって暮
らしているせいか、寂しがりやでもあるような気がする。私がヤンゴンの
事務所に一人で寝泊まりしていると言うと、信じられないという顔をする。
怖くない?淋しくない?と心配してくれる。ヤンゴン市内を走るタクシー、
夜間は運転手の横に連れが乗っていることが多い。なんでも夜は一人では
心細いからとかいうことだが、こちらが女一人で乗らねばならないときは
逆にびびってしまう。こんなミャンマーの人々と接していると、日本も昔
はこうだったんだろうなあとなつかしくもうらやましい気になったりする。
戦後から今日に至るまで、日本はその必死な努力でめざましい変化・発展
を遂げ世界を驚かせたが、その過程で何か大事なものを犠牲にしてしまっ
たのではないかと思うのだ。

 心の痛くなるニュースが増えている昨今の状況は非常に残念なことであ
る。今後時代の流れとともにミャンマーも少しずつ変化していくだろうが、
人々のたくましさやあたたかさはいつまでも失ってほしくないなと願う。
日本の急激な変化は日本人だからこそ成し得たものであって、同様にミャ
ンマーにはミャンマーなりの発展の仕方があるはずだ。同じアジア人とし
て、またミャンマーとゆかりの深い国の人間として、今後も草の根レベル
でのお手伝いをしていきたいと思う。

  


Posted by 中部こすぎ at 23:03コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年01月30日

ヤット結婚


オイスカ・タイ駐在員のK嬢と現地スタッフのヤット君が結婚しましたーーーー!!
ヤット君がやっと結婚しました。

K嬢はオイスカ国際協力ボランティアの1期先輩で本部・四国センター勤務を経て
青年海外協力隊でスリランカへ赴任。その後オイスカに戻りバンコク事務所で勤務している。
行動力バツグンで、頭のキレもバッチリだ。

ヤット君は四国センター出身で中部で一時私と一緒に仕事をし、万博出展時も最も
頼りになる相棒として活躍してくれた。

ツアーでタイへ出かけるとこの二人がそりゃまあ、すばらしいプログラムを作って
我々を迎えてくれる。

この二人が結婚ということで、二人を知る会員の皆さんも大喜びです!!
私もすごくうれしい。

おめでとう!!
  


Posted by 中部こすぎ at 18:49コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年01月25日

お風呂にて

先日は研修課の会議が開催され、本部・各地センターからの指導員が
中部センターに集まりました。

私は飲み会に参加しただけです。(笑)

飲み会後、センターの風呂でくつろいでいたところ、
西日本の豊田先生が絶妙なタイミングで入ってきました。

豊田さんはオイスカの農業・研修のプロで、私は頭があがらない人なんですね。

オイスカの人間が身につけないといけないのは「人への気遣い・気働き」ですよ。
気遣い・気働きがどれだけできるかです。
僕が山梨へ修業に行ったとき、Iさんは僕を山梨まで車で乗せてくれて、帰りは迎えにまで来てくれたんです。
僕は一生それを忘れませんよ。
僕に時間があれば、、まずやりたいのは杉浦顧問のかばん持ちを最低1ヶ月やりたいですね。杉浦顧問の
ノウハウ・やり方を吸収したい。
月に1回でもいいから。草取りだけでもいいから、やるべきです。

などなど。
豊田さんは風呂につかりながら。(研修生がいないので、小さいお風呂を使ってるんです)
私は素っ裸で冷たいタイルにしゃがんで。
先生が出来の悪い生徒を教えるの図になるんですが、
いつものパターンです。(笑)

酔うといい話をするんだよな。
肝に銘じて、習慣づけたいと思います。
豊田さん、ありがとう!!















  


Posted by 中部こすぎ at 09:10コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年01月22日

5分前の精神

一昨年、名古屋にオイスカ四国支部佐藤会長をお迎えして記念講演をしたことがあります。
佐藤会長は四国電力相談役で元海軍出身。
高齢だが背筋はピンとしていて、インドネシアのロンボック島に植林へ毎年でかける元氣のよさ!!しっしっし
四国センタースタッフ曰く「会長は人間じゃないです・・・」

佐藤会長が海軍時代叩き込まれたのが「5分前の精神」だ。
常に余裕をもち、敵に備える。
1分1秒の油断が戦場では命取りになるというのである。
したがって、未だに会長は時間に遅れることは絶対にないのである。

さて、うちのセンターは5時50分起床です。
スタッフもこの時間には全員オイスカ集合しています。

6時点呼。
全員整列して各国国旗を掲揚する。

この点呼のときに、1番に直立不動で研修生を待ち構えるのが研修スタッフのカノムさんです。
彼女は人に遅れることはなく、365日研修生に不動の姿を見せ続けている。

ちなみに私はいつも遅れていて、「誰もいない時から寒い中、なんで待つのか」
と思ってったんですが、映画「YAMATO」を見てからナットクしました。

ラッパがなると、ハンモックに寝ていた水平が跳ね起きて、ものすごい勢いで着替え、
甲板に出、持ち場まで全力疾走で配置につく。
それを上官がストップウォッチを見ながら、時間を計る。
遅いとダメ。
何度も何度も繰り返し、体に覚えさせているのだ。

「5分前の精神」
ですね。
学校でも職場でも、どこでも共通して大事なことですよね。
余裕がないと失敗してしまう。
1分遅れて、信用を失うことがる。

この「時間が大事なんだよ」
ということを研修生に伝えるために、研修生より早く来て「待つ」のだ。

それからドンケツだった私も心がけて、早めに直立して「待つ」ように心がけるようになったわけなんですね。









  


Posted by 中部こすぎ at 19:45コメントをする・見る(2)オイスカ

2009年01月19日

組織ミーティング

13日から我々組織課の週一ミーティングが改善されました。

司会は週番が担当
挨拶の練習
1分間スピーチ
週番によるミニ研修の実施
創立者・総裁の本の輪読

をメニューに新設しました。

やりながらどんどん更に改良が加えられる予定です。

今晩は退職・異動・インターン生の送別会がありました。
去る人・来る人・残る人
人が動くのは、組織のためには必要なことです。
若い新人さんが大勢この活動に魅力を感じてくれて、
応募がたくさんくるようになるといいなあ。

魅力のあるセンターにしていきましょう!












  


Posted by 中部こすぎ at 23:10コメントをする・見る(0)オイスカ

2009年01月10日

祈り


毎月1日と15日、我々スタッフはセンター地元の産土神社へ
お参りをしています。
みんなでほうきで落ち葉も掃いて、草もとる。
天津祝詞も奏上します。
当初S顧問が1人だけでやっていました。

S顧問だけでなく、みんなで行こうということになったのは
数年前のことですが、
顧問はこの研修館建設のときも産土様へ参り、募金の報告やら
職員の健康と安全を祈り続けていると聞いた。

私はそれを聞いたとき、改めて顧問を尊敬し、
月2回の参拝は顧問の遺言(失礼!)と思って
絶対引き継いでいこうと思ったんです。

なんて偉そうですが、結構忘れるんですね。
朝会が終わると、顧問が「おい、いくぞ!」と声をかけてくださる。

祈りの力はあると思うんです。
姿が美しいですよね。
オイスカの職場は祈りと感謝の場がないとね!




  


Posted by 中部こすぎ at 22:16コメントをする・見る(0)オイスカ

2008年11月10日

オイスカの「夢」

やっぱりですね。
「夢」がないとダメですよね。

仕事を続ける理由。
それは自分の仕事が「夢」とつながっているか。

「夢」を失う、あるいは見出せないときに
その職場でがんばる理由がなくなるような気がするんです。

オイスカは理念はあるけど、「夢」はあるのか?

私は「あるよ」
と思うんです。

こないだの内モンゴルでの富樫さんの話をきいて
鳥肌が立つほどに感動したのは富樫さんの「夢」を
聞いたからです。

「アラシャン砂漠に800キロのグリーンベルトをつくる!」
世間的にはバカげた夢かもしれませんが、本気で実現目指して
進んでいる。

こないだはミャンマー開発団の岡村団長の話を聞きました。
年間300ミリしか雨が降らない地で「米をつくる」という夢。
井戸を掘れば塩分が強くてみんな枯れてしまった話。
それでもあきらめずに、灌漑用水を引き、見事にお米が収穫できた。

スリランカのコーンさんはセンター建設をして、後継者を日本に送る「夢」がある。
なかなか壁は厚いけど「あきらめません」と電話をくれた。

そんな変人が集るオイスカってステキじゃないか。
オイスカの夢は現場にあるじゃないか。
どこの現場も「夢」の実現のために徒労じゃないかといわれるよな
努力をしている人間がいるじゃないか。

それに気づいたときに、すごく嬉しくなりました。

僕の夢。
そうですね、そんな現場で「夢」の実現に向き合う仲間を応援するのが夢ですね。
なーんちゃって。
かっこいーなー。笑える







  


Posted by 中部こすぎ at 18:19コメントをする・見る(1)オイスカ

2008年11月07日

修了式


15日に研修生の修了式です。
今年も早かったですね。

センターの研修の仕事はなかなか大変で
農業以外に、
研修生の日本語指導
研修生の生活指導
研修生の悩み事よろず相談受付
センター行事
車の運転
ビザ申請
ホームステイ受け入れ調整
組織関連業務の応援
視察受け入れ
研修生の交流派遣・企画・引率

今週は研修生の卒業研修旅行で1週間引率。

とまあ、こんな感じで休む間が無いわけですね。

日本人一人預かるだけでも大変なんですが、
国がばらばらで10数カ国からの連中を束ねるのは
並大抵のことじゃないわけです。
普通の人だとつぶれます。

今年もおかげさまで、欠員無く、全員修了書を渡せるわけです。
研修のスタッフのみなさんはお疲れ様でございます。
そして、影で支えていただいた会員・支援者の皆様に感謝感謝です。

15日で20年度の山のようなオイスカ中部の行事がぜーんぶおわり!!
ほんとに山のようでした。
あと1週間です。
修了式どなたでも参加OKです。
きてくださいね!













  


Posted by 中部こすぎ at 22:26コメントをする・見る(1)オイスカ

2008年11月01日

アラシャン砂漠

中国内モンゴル自治区にアラシャン砂漠というのがあります。
日本にもやってくる黄砂もココから来るらしいです。

ココに2006年オイスカは砂漠生態研究研修センターを開設し
緑化活動にとりくんでいます。

一昨日からセンター所長の富樫さんと現地スタッフ一行がきています。
昨日は豊田支局M会長のNPO主催による地球環境講座というのがありまして
富樫さんの話を聴講しました。

私の感想は、
「この人はアホ!」

富樫さんが最初に見せたPPTは緑を失ったアラシャンと火星の比較写真。
これがそっくりなんです。
地球を生命のいない火星のようにしてはいけない。

彼の活動の原動力はここから始まったのです。
2001年からアラシャン砂漠での活動を開始。
2006年センター開設。
今は800キロのグリーンベルトを作るという
ものすごく壮大でアホな計画を立てているのだ。

それに一役買ってるのが飛行機。
粘土団子に種子を入れて、飛行機飛ばして蒔く。
彼によると、先日台湾の一行が視察に見えて、
富樫さんのアホぶりに感動。
飛行機寄付の約束をしたそうだ。
(今はレンタルで飛行機を飛ばしているそうです)


奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんは日本の実家において、
富樫さんは砂漠という最も厳しい環境に向き合っている。
大阪弁でいう「どアホ!」ですね。

私は富樫さんの「アホ」ぶりに惚れました。
こんなすごい人がオイスカの中にいたのかと
おもうと最高にワクワクします。

「アホ」が地球を救う。にこにこ



















  


Posted by 中部こすぎ at 07:26コメントをする・見る(3)オイスカ

2008年10月06日

創立記念日

そうそう、今日はオイスカの創立記念日なんですよ。
1961年(昭和36年)の10月6日にオイスカは誕生しました。
47周年です。

創立者が興し、つないでつないで、今日まで来たわけです。
今日は1分でもいいから、創業の日を想像して乾杯しよう。

なんのために、オイスカが設立されたのか。
なんのために、オイスカではたらくのか。




  


Posted by 中部こすぎ at 23:42コメントをする・見る(0)オイスカ

2008年09月29日

雑感・・・上京編

金・土・日とオイスカ本部で中堅職員研修があり、上京しました。
関西・四国・西日本の各センターからも中堅スタッフが集合し
講義に加え、ワークショップもみっちりあって頭も疲れましたね。

オイスカがさらに社会に対して貢献できるために。

各国から預かる研修生をオイスカが求める理想の人材に育て、
会員さんが期待を胸に膨らませながら、支援をしてくれる。
元気いっぱい
笑顔いっぱい
うれしさいっぱい
感謝いっぱい
そんなオイスカになるといい。

そのためには、
一にも二にも「内部充実」と私は思っています。
「内部充実」なくして組織発展はありえない。
「内部充実」なくして研修の充実はありえない。

電話一本で助けてくれる会員さん・支援者さんがいるんです。
海の向こうで不足を言わずに頑張ってる仲間がいるんです。
彼らがいることが、あきらめずに頑張れる理由になると思う。

M大先生がいいこと言ったな。
「今が最高のチャンスじゃないですか!」ピース




  


Posted by 中部こすぎ at 23:38コメントをする・見る(2)オイスカ